紫微斗数とは
紫微斗数(しびとすう)は中国にて唐から宋の時代に、陳希夷によって始められ、一般的には20世紀以降に広がったとされています。
紫微斗数とは極北星の象徴であり、個人の運命を測る占術です。
「紫微」とは北極星の別名で、「斗数」は個人の運命を測る占術です。旧暦を用い、西洋占星術のホロスコープのように12の宮を設定し、命盤を作成して様々な事象を占います。
私たちが暮らす東洋には陰陽思想があります。物事には全て陰と陽の作用があり、表があれば裏がある、長所もあれば短所もある。というように、見る方向によって物事は異なって表れます。物事はどちらか一つではなく両面を見る。陰も陽もどちらもあってはじめて完成します。
紫微斗数の命盤に表れる愛すべき星たちも、良い星、悪い星というものはありません。中には悪者扱いされてしまいがちな星もありますが、星たちの放つ光は、私たちの人生に光や影となって多大なる影響をもたらし続けているのです。
その光と影を読み解き、自らの進むべき道を示してくれる、それが紫微斗数占星術です。